卓上型NMR SpinsolveではULTRAモデルのWET 溶媒抑制機能が実装され、COSY や HSQC-ME などの 2D-NMR 測定を利用し、プロトン性溶媒中のサンプルを分析できるようになりました。これにより、カラムクロマトグラフィー フラクションを分析した生成物の構造確認や、アリコートを直接分析して反応中間体をその場で特性評価したりするなど、有効的なアプリケーションの道が開かれました。
近年、カンナビジバリン (CBDV)は医薬品、栄養補助食品、化粧品分野で注目されており、CBDV の合成に関心が集まっています。このケーススタディでは、ベンチトップNMR Spinsolveを使用して、プロトン性溶媒メタノール中のCBDVの化学構造を検証しています。
このケーススタディに興味をお持ちの方は、下記リンクをご参照ください。
ケーススタディの詳細はこちら
(英文：Structure Verification of molecules in Protonated Solvents)
Spinsolveの詳細はこちら
