核種
中山商事は、ニュージーランドのMagritek社と契約し、
高性能卓上型NMR Spinsolveの
日本全国での取り扱いを2016年から開始致しました。
以下のリストから核種を選択するか、必要な核がリストされていない場合はご連絡ください。
(写真はオートサンプラー付き)
以下のリストから核種を選択するか、必要な核がリストされていない場合はご連絡ください。
下図は、ホスフィンリガンドSPHOSで行われた多核種測定の一例です。
Spinsolve Multi-Xシステムで31Pと13Cの核スペクトルが、完全な構造解析にどのように使用されるかを示しています。
すべてのSpinsovleモデルが1H 1Dおよび2D実験を実施することができます。さらに、19Fスペクトルは、ハードウェアを調整することなく、同じチャンネルを使用して取得できます。この機能により、両方の核から交互にスペクトルを自動的に取得できます。これは、両方の核から反応速度情報を同時に取得するのに非常に強力です。さらに、この機能により、両方の核が同じパルスシーケンス中に励起されるHF-COSYのような2Dを取得したり、他方からの連続的なデカップリングの下で取得したりできます。
Spinsolve Carbonには、実行が簡単な方法で実装された高度な1Dおよび2Dシーケンスの大規模なライブラリが付属しています。
31Pは、生物学的NMRで最も一般的に使用される核の一つであり、100%天然の同位体存在度と大きな化学シフト範囲を有します。
Magritek社は、ニュージーランドの首都ウェリトンに本社を置き、Sir Paul Callaghanによって2004年に設立されました。当企業は、コンパクトで革新的な技術を利用してNMRやMRIをより多くの場に提供することをミッションとしております。2007年以降、Magritek社は、ドイツのACT社と密接に活動を展開しました。ACT社は、優れたマグネットを製造する企業であり、その後2社は卓上型NMRを共同開発、2012年にはMagritek社のもと合併し、これによりドイツのアーヘンとNZのウェリントンにオフィスを構える国際企業となりました。2013年に卓上型NMR分光計Spinsolveシリーズを発表し、現在、グローバルな販売展開を行っております。
2016年、中山商事が日本の代理店として契約し販売を開始致しました。