2023.12.13
近年、免疫細胞療法が注目されています。その中でもCAR-T細胞療法は血液がんに限り高い効果を得ておりますが、今後は固形がんにも適用できるように、世界中で研究が進められています。
T細胞による標的細胞(がん細胞など)傷害性を定量化する事は、治療効果を調べるためにとても重量ですが、個々のT細胞を追跡、標的細胞との接触回数の測定など、手動で行うには膨大な手間と時間が必要になります。
Livecyte のT細胞キリングアッセイは、細胞数、T 細胞と標的細胞の接触回数や接触時間、細胞傷害時に付着した T 細胞の数、などの T 細胞の動態を自動的に定量化できます。また、T細胞や標的細胞の形状変化も合わせて定量解析することで、自動でより詳細な解析を実施することが出来ます。
このアプリケーションノートでは、OT-1マウス脾臓由来の CD8 陽性 T 細胞とMOC1細胞(マウス口腔癌細胞株)の免疫反応を、Livecyteで5 分間隔、 計48 時間のイメージングを行い解析しました。
このアプリケーションにご興味をお持ちの方は、下記リンク先をご参照ください。
T-Cell Killing Assays with Livecyte :: Phase Focus
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