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Cell Guidance Systems社は、2010年に英国で設立されたバイオベンチャー企業です。
ライフサイエンス研究分野のアンメットニーズに対する革新的な製品を開発しています。
PODSは成長因子を内包した直径約 0.2 〜 5 µmのポリヘドリンタンパク質共結晶です。
通常、成長因子は培養開始時点から分解され始め、急激に濃度が変動します。
PODSの結晶構造は内部成長因子の分解を抑えながら、成長因子を徐々に放出する事で、培地中の成長因子濃度を長期間最適化します。
従来のサイトカイン/成長因子を添加した場合と比べ、
培地交換の負担軽減、細胞や組織培養の品質向上、などが見込めます。
マウス線維芽細胞 3T3をPeptiGelで培養。PODS-FGF-2を加えた細胞のみ、正常な細胞形態を示しました。
BDNF | NGF | BMP-2 | FGF-2 | Activin A |
GDNF | TGF-β3 | BMP-7 | IL-2 | Empty |
R-Spondin 1 | LIF | GM-CSF | CXCL1 | GFP |
容量:25 μg、250 µg、1000 µg
保管温度:4℃
上記以外も多種類ご用意しております(70種類以上)
カスタマイズ作成も可能です
ラット頭蓋冠をトレフィンバーで9mm除去。骨欠損部にコラーゲンとPODS-BMP-2を移植すると、BMP-2を移植するより、骨再生の高い促進が見られました。炎症反応なし。PODS結晶は15週時点で完全に分解されました。
PODS-BDNFとPODS-GDNFを加えて作成したRGCオルガノイドをマウス硝子体へ移植。
既存RGC(赤)と移植RGC(緑)。
PODSを添加すると、RGCの高い生着率や軸索伸長が見られました。
セルロースハイドロゲルで胚性幹細胞を3次元培養しました。
従来の成長因子を添加した時と比べ、神経細胞マーカーβIIIチューブリンの発現が増えました。また、PAX8の発現低下も見られ神経細胞への高度な分化も見られました。
マクロファージはPODSに貪食作用を示します。PODSを貪食したマクロファージが腫瘍細胞に近づき、PODS内部のサイトカインが放出されることで、効率的にサイトカインを腫瘍細胞へ送達します。
Cell Guidance Systems社は、2010年に英国で設立されたバイオベンチャー企業です。ライフサイエンス研究分野のアンメットニーズに対する革新的な製品を開発しています。